STEP6.メールサーバーの設置

6.バックアップ用メールサーバーを作る

 基本的にここまででメールサーバーは完成です。もしPCが1台しかない場合、次の下の項目に進んで下さい。→次へ
 もし、セカンダリDNS用のサーバーがあればバックアップ用のサーバーを作ってしまいましょう。もしプライマリのサーバーが止まってしまった場合はこちらが作動してメールを無事届けてくれます。

 設置の方法は先ほどとほぼ同じです。インストールして、ディレクトリを作ってコントロールパネルをいじって、ユーザー登録をします。
 バックアップサーバー用の設定は、コントロールパネルの先ほどは触らなかった項目「Aliases」の項目です。ここのUser name:の項目に「*」を入れ、Map to:の項目に「*@(プライマリのサーバー名).(ドメイン名)」を入れて下さい。そして、Local host alias tableに追加されればOKです。

7.これにて完成!!

 これでメールサーバーは完成です。あとはご自分のメールアプリケーションの設定をしてください。ユーザー名パスワードは先ほどご自分で決めた通りです。参照先サーバーはSMTP,POPともmail.(ドメイン名)です。
 では、メールソフトで自分宛にメールを送ってみて下さい。ちゃんと送信でき、ちゃんと受け取れれば完成です。あと、一般のプロバイダのメールアドレスを持っていればそっちも経由して確認してみるといいかもしれません。あと逆も確認してみて下さい。
 もし動かないようなら、いままでのどこかの設定がおかしくなっているはずです。

 チェックポイントはこれ!!

  1. DNSのMX設定はちゃんとされていますか?
  2. mailサーバーにちゃんとCNAMEは設定がしてありますか?
  3. Microsoft SMTP Serviceは停止しましたか?
  4. 各サービスは再スタートさせましたか?
  5. ユーザー設定はちゃんとされていますか?
  6. メールサーバーのアドレスはmail.(ドメイン名)になっていますか?
1.2.ならDNSのページをみてもう一度確認してみて下さい。
3.4.ならサーバーを設置するの項目をもう1度確認してみて下さい。
5ならメールアドレスを作るの項目を見て確認してみて下さい。
6は、ご自分のメールアプリケーションの設定をもう1度確認してみて下さい。